2017年08月16日

創造的イメージトレーニング

心は、わたしたちの私設映画館。そこで上映される映画の監督はわたしたち自身、意識と無意識とが共同製作者です。

心のなかのスクリーンには、過去のイメージ、未来への希望と恐れとが、終わりのない即興劇をくりひろげています。
夢や白昼夢は、いわば、こうしたイメージたちが勝手放題にうろつきまわる映画だといえます。

しかし、精神に備わった二つの手段を意識的に活用すれば、だれにでも、メンタル・イメージを適切にコントロールすることができます。

その手段とは、まず漠然としたイメージをもっと具体的で明確な形で頭に描くこと、そして意味がないと思うイメージを追いはらってイメージにきちんとした方向性を与える訓練です。

この2つを柱としたのが、「創造的イメージ・トレーニング」です。このイメージ・トレーニングには非常にさまぎまな効果がありますが、そのひとつが、リラックスへ向かう「なだらかな」道を開いてくれることです。

わたしたちは自分の内面でうずまくイメージの洪水に方向を見うしないもしますが、イメージ・トレーニングを利用することで、正しい道にもどることができるのです。
また、創造的イメージ・トレーニングは、目標設定の手段としても利用できます。つかみどころのない大きな望みを具体的イメージとして心に描くことによって、はっきりと目標を意識し、目標への動機づけを強化することができるわけです。

さらに興味深いことに、おなじようなイメージ・トレーニングの手法を、暗示やシンボルとして利用し、気分や知覚に変化をもたらすことさえできます。想像力の創造性は、子供のときにはもっとも豊かなものです。成長するにつれて、わたしたちは「現実の」生活にすっかりうもれていき、その過程で、精神のつくりだす奔放な想像の世界が、ただそれだけで喜びを与えてくれるということを忘れていくのです。たまに想像力を働かせようものなら、悲観的な予想ばかりということだってめずらしくありません。

失業したらいったいどうなるの、パートナーが明日出ていってしまったら…という具合。創造的イメージ・トレーニングなら− なんといっても創造的なんですから− まちがいなくポジティヴ指向です。

気のめいるような未来予測なんか放りだしてしまいなさい。自分のいる状況を、そして自分という存在そのものを、希望をもって見ることのできるイメージを、心のなかによびおこしましょう。
posted by relux at 10:01 | Comment(0) | リラクゼーション
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