2018年06月19日

香りは安らぎ

嗅覚は、わたしたちに備わった感覚のうちでも、とりわけ重要な感覚です。息と呼吸運動は、この噴覚がうまく機能するための、いわば機長と副機長です。

目を閉じて、鼻から深く息を吸ってごらんなさい。そして鼻に感じる匂いに、神経を集中するのです。どんなイメージが心に浮かびますか? どんな感情がよびさまされるでしょう?

道を歩いていて見知らぬ人とすれちがったら、大好きな知り合いのだれかさんとおんなじフレグランス、おんなじアフターシェープローションの香りがふっと鼻孔をくすぐるでしょう。

だいたいだれもが、こうした経験を一度はしているはず。一瞬のうちに、そのだれかさんに抱いていた感情が、心のなかにどっとよみがえってくるものです。

臭覚は五感のうちでもとりわけ微妙な影響を、しかもわたしたちがそれと気がつかぬうちにおよぼす感覚といえます。
ある種の香りはとくに、気分に大きく作用します。柑橘類やコショウ、ひきたてのコーヒーの香りには、気分をリフレッシュさせ高揚させる効果、一方、焼きたてのパンの香り、いぶされた薪から立ちのぼる香り、いれたての紅茶や緑茶の香りは気分を落ち着かせ、深い思索をさそいます。

匂いの効果は、その人その人で異なってくるでしょう。ある匂いがどのように感じられるかは、他人とは置きかえがきかない「このわたし」の生きてきた経52験を反映して決まるからです。「わたし」が、ああ、この匂いを喚ぐとほっとするなとか気力があふれてくるなと感じるのは、その匂いが「わたし」のしあわせな記憶をよびさますためです。

当然、おなじ匂いが、友人にとってはなんの意味ももたないということもありえます。リラックスを追求するなら、自分にとっていちばん心地よく、なにより安らぎを与えてくれる匂いを見つけるという作業はないがしろにできません。さまぎまな匂いを試してみることによって、たとえばエッセンシャルオイル、あるいは石鹸、人によってはフレグランスの香りが、子供時代の至福のひととき、またはたいせつな友人や愛する人を思いださせるということを発見するのです。

身体的な面での効用といえば、匂いを感じるからこそ、わたしたちは呼吸に集中し、呼吸の喜びを満喫することができるのです。心地よい匂いを鼻に感じると、わたしたちは長く深く息を吸いこんで、香りによる満足感を極めようとします。呼吸と匂いは、心の充足という二重唱をうたいあげる、切っても切れないパートナーです。
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posted by relux at 17:35 | Comment(0) | リラクゼーション
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